中性脂肪はメタボリックシンドロームでも大きな問題

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)は、肥満症の健康への悪影響の中でも動脈硬化に焦点を当てて、その予防と早期治療のための診断となります。

 

メタボリックシンドローム診断では、腹囲が男性85センチ、女性90センチ以上であることのほか、トリグリセリド(中性脂肪)、HDL(善玉)コレステロール値、血圧、血糖値などが調べられます。

 

中でも中性脂肪値が高いと、メタボリックシンドロームの危険性を高めると言われています。

 

人が食物から摂った脂質は小腸で吸収されて血液に入ります。

 

エネルギーとして使われなかった分は中性脂肪として蓄えられます。

 

また中性脂肪は肝臓でも合成され、炭水化物を多く摂ったりアルコールの摂取によっても増えることが知られています。

 

合成された中性脂肪が多いと血液中の中性脂肪の量が増え、脂肪細胞の中に蓄積される中性脂肪も増えていきます。

 

中性脂肪は肝臓に蓄積されると脂肪肝になり、血液中に増加するとHDL(善玉)コレステロールを減らしてLDL(悪玉)コレステロールを増やし、動脈硬化を促進させます。

 

中性脂肪値が高くなる原因として、甘い物やアルコール、炭水化物の取りすぎがあります。

 

背の青い魚に含まれているDHAやEPAを食べることは中性脂肪を下げる効果があります。

 

テレビ番組でお笑い芸人が一週間サバだけを食べるという企画をしていましたが(ウォーキングも実施)、見事に中性脂肪値が下がっていました。

 

工夫次第で中性脂肪値を下げ、メタボの危険性を避けることができます。

 

メタボリックシンドロームと中性脂肪値の改善方法

 

生活習慣病を防ぐための健康基準としてメタボリックシンドローム、いわゆるメタボという診断基準があります。

 

具体的な基準は、腹囲が85cm(女性で90cm)以上の人で、最高血圧130以上、空腹時血糖値が110以上、中性脂肪150以上、善玉コレステロール40未満(女性50未満)の4項目のうち2項目以上当てはまる場合がメタボリックシンドロームに該当するとされています。

 

メタボリックシンドロームの人は動脈硬化が促進されてしまい心臓病や脳卒中などのリスクが高くなることがわかっていて、高血圧や糖尿病の進行も早くなってしまいます。

 

これまではコレステロールが高いのは良くないとされてきましたが、近年では健康な人ではコレステロールが高くても問題がなく、無理に基準値まで下げる必要がないことがわかってきました。

 

実は、一番問題となるのは動脈硬化の原因となる超悪玉コレステロールです。

 

超悪玉コレステロールは血管壁に入り込みやすいので、プラークの原因となって心筋梗塞や脳梗塞の引き金になります。

 

この超悪玉コレステロールは、中性脂肪値が増えると増加することがわかっていて、中性脂肪値が150位上の人は注意が必要です。

 

中性脂肪値を改善するためには、まずは食生活の改善が必要です。

 

食べすぎを防いで腹八分目を心がけることが重要ですが、野菜を多く取り入れ、肉よりも魚を中心としたバランスの良い食生活を心がけましょう。

 

また、アルコールは中性脂肪値を高くする大きな要因の一つなので、お酒の量は減らしてください。

 

更に、毎日適度な運動をすることで、中性脂肪値を効率良く下げることができます。

 

これらのことに注意して生活習慣を改善し、健康を取り戻しましょう。

 

参考にしたサイト↓
中性脂肪を下げる方法のまとめ-TG値を下げよう!